【ユーザーが解説】ハードウェアウォレットのおすすめ【大手3社比較】
「絶対に盗まれたくない大切なNFTがある」
本記事はこんな人に向けて執筆しました。
結論から言うと、Ledger Nano S PLUS(レジャーナノ・エス・プラス)というハードウェアウォレットがおすすめです。
実際に私も使っているよ。
もちろん、この商品を選ぶまでに、ハードウェアウォレットの勉強をしたり、他社商品をリサーチ&比較したりしました。
そんな私ですが、最初はハードウェアウォレットのしくみを理解するのにも苦戦しました、、、
この記事を読んでいるあなたも、ハードウェアウォレットの重要性を感じつつも、「ハードウェアウォレットのしくみがよくわかんない」「どれを選べば良いんだろう」と悩んでいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- ハードウェアウォレットのしくみとデメリット
- 【日本語対応】ハードウェアウォレットのおすすめ【3社比較】
- ハードウェアウォレットを安全に購入する方法
- ハードウェアウォレットの使い方
- ハードウェアウォレットが壊れた時の対処法
- ハードウェアウォレットが紛失した時の対処法
について紹介します。
盗まれたNFTを取り戻すのはほぼ不可能です。
まだ対策していない人は、本記事を読んで、自分の大切なNFTを守れるようになりましょう。
今すぐ3社の比較表を見たい人はこちら
>>>【日本語対応】ハードウェアウォレットのおすすめ【3社比較】
対応通貨は100種類以上
MONAコインにも対応
スマホでラクラク管理
100以上のNFTを所有し、特に大事なものはレジャーナノSプラスで管理中。
ブログやTwitterでは暗号資産や、暗号資産が稼げるゲーム(NFTゲーム)の情報を発信しています。
ハードウェアウォレットは「暗号資産やNFTをオフラインで管理できるデバイス」
まずは、ハードウェアウォレットのしくみとデメリットについて紹介します。
(1)ハードウェアウォレットのしくみ
わかりやすいように「通常のウォレット」と「ハードウェアウォレット」のそれぞれの特徴を比較しながら解説します。
結論から言うと大きな違いは以下のとおりです。
- 通常のウォレット:秘密鍵をオンラインで管理。
- ハードウェアウォレット:秘密鍵をオフラインで管理。
しくみを図解するとこんな感じです。
つまり、通常のウォレットだと、最悪の場合、インターネットを通じてハッカーに秘密鍵を盗まれてしまうリスクがあります。
一方、ハードウェアウォレットの秘密鍵は、オフラインで管理されています。
つまり物理的にインターネットから切り離されているため、どんなハッカーも盗むことができません。
いまいちピンとこないという方は「ファイルをクラウドではなく、USBメモリで管理する」みたいなイメージを持っていただければOKです。
(2)ハードウェアウォレットのデメリット(3つ)
ハードウェアウォレットには、以下の3つのデメリットがあります。
ちなみに、ハードウェアウォレットが壊れてしまっても、管理されているNFTには影響はありません。
詳しくはハードウェアウォレットが壊れた時の対処法で解説します。
【日本語対応】ハードウェアウォレットのおすすめ【3社比較】
ここでは日本語に対応しているハードウェアウォレット大手3社の主力商品を紹介します。
ハードウェアウォレットの見るべきポイントは、たった2つです。
- 対応通貨の種類の多さ(NFTにも対応しているか)
- PCで管理したいorスマホで管理したい
正直、この2つ以外のスペックは気にしなくてOKです。
セキュリティ面については、細かい違いがあるけど、ここで紹介している3つの商品は、どれも問題なく管理できるよ。
(1) Ledger Nano S PLUS(レジャーナノ・エス・プラス)
ハードウェアウォレット業界の中で、最も知名度があるLedger社の看板商品です。
価格がリーズナブルにもかかわらず、対応通貨の種類が多いのが魅力的。
直感的に操作ができるので、初心者の人にピッタリの商品です。
以下は私が実際にレビューした記事になります。
合わせてご覧ください。
>>>【デメリットも紹介】Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)を徹底レビュー
また、PC&スマホどちらにも対応している「Ledger Nano X」という見た目がほぼ同じの上位互換の商品もあります。
ちなみに、価格は23,999円(税込み)。
対応通貨は100種類以上
(2) Trezor(トレザー)ビギナー
こちらもハードウェアウォレット業界で高い知名度を誇るTrezor社の商品。
よくLedger Nanoシリーズと比較されることがありますが、Trezorの強みは、NEM(ネム)とMONA(モナ)の暗号資産に対応しているところ。
実はこの2つの通貨を取り扱っているハードウェアウォレットはあまりなく、その中でTrezorは珍しい存在なのです。
逆に、XRP(リップル)という暗号資産は、Ledger Nanoシリーズでは対応していますが、Trezorは対応していません。
対応通貨の種類にやや違いはあるものの、基本スペックはほぼ同じだと思ってOKです。
NEMとMONAにも対応
(3) CoolWallet Pro(クールウォレット・プロ)
上の2つと違い、PCではなく、スマホアプリと連動してNFTを管理します。
クレジットカードサイズなので、財布で管理でき、持ち運びにも最適です。
耐久面については、折り曲げ可能で、防水性にも優れるため、安心して使うことができます。
外出先でNFTを取り扱う人におすすめの商品です。
スマホでラクラク管理
(4)私がLedger Nano S PLUSを選んだ理由
私はハードウェアウォレットを選ぶに以下の3つを基準にしました。
- 日本語でのサポートが受けられる
- PCに対応している
- なるべく多くの暗号資産に対応している
この3つの条件を満たしているのが、Ledger Nano S PLUSでした。
CoolWallet Proの「持ち運び便利&スマホに対応している」は、スペックとしては素晴らしいですが、私自身がハードウェアウォレットを外に持ち出すことがないので、あまり魅力を感じませんでした。
また、スマホの小さい画面で暗号資産やNFTの移動をするのは、操作ミスのリスクがあります。
送信先を誤って、NFTを送ると最悪の場合、消えてしまうこともあるよ。
逆にCoolWallet Proの「PCに対応していない」という点が、デメリットとして大きく感じました。
ハードウェアウォレットを安全に購入する方法
ハードウェアウォレットを購入する時には注意点があります。
ここではハードウェアウォレットを安全に購入する方法を紹介します。
(1)中古品を購入してはダメ
ダメな理由は「デバイスの中にウイルスが仕込まれている可能性があるから」です。
ウイルスが仕込まれた、中古のLedger Nano をPCにつなぐと、遠隔操作で資産をゴッソリ抜かれる場合があります。
メルカリやヤフオクでの購入するのは絶対にやめましょう!
またAmazonや楽天での購入も避けた方が良いです。
Amazonや楽天に出店している業者の中に、ハッカーがいる可能性もゼロではありません。
(2)日本の正規販売代理店で購入しよう
ハードウェアウォレット各社にはそれぞれ日本の正規販売代理店があります。
確実に正規品が購入できるのはもちろん、困った時にサポートが受けられるという強みもあります。
公式サイトから購入する方法も安全ではありますが、公式サイトは英語表記であるものが多く、日本語には対応していません。
個人的には日本の正規販売代理店での購入がおすすめです。
対応通貨は100種類以上
MONAコインにも対応
スマホでラクラク管理
ハードウェアウォレットの使い方
ここではハードウェアウォレットの使い方をカンタンに紹介します。
(1)ハードウェアウォレットの初期設定をする
ハードウェアウォレットを購入したらまず初期設定をします。
具体的には次の2つです。
- 専用のアプリをダウンロードする
- PINコードの設定&秘密鍵(リカバリーフレーズ)の確認をする
秘密鍵(リカバリーフレーズ)って何?
リカバリーフレーズとは、ハードウェアウォレットが壊れた時に、データを復元するためのパスワードです。
パスワードは12~24語の英単語の組み合わせで構成されることが多いです。
銀行の4ケタの暗証番号と同じくらい大切なものです。
リカバリーフレーズは他に「シークレットフレーズ」「シードフレーズ」なんて呼ばれ方もするけど、名前が違うだけで内容は一緒だよ。
このリカバリーフレーズは紛失しないよう注意が必要です。
また、リカバリーフレーズを聞かれても絶対に教えないようにしましょう。
(2)ウォレットからハードウェアウォレットにNFTを送る
基本的には、ウォレットとハードウェアウォレットを接続し、NFTを送るだけです。
操作自体はカンタンですが、NFTを送るときにガス代(NFTを送る手数料)が発生します。
以下の記事では、私がLedger Nano S PLUSを使ってNFTを送った方法を、実際の画像付きで解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>>【画像で解説】Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)でNFTを送る方法
ハードウェアウォレットが壊れた時の対処法
大前提として、ハードウェアウォレットが壊れてしまっても、管理されているNFTは無事です。
理由は「NFTの本体はハードウェアウォレットの中にないから」です。
ハードウェアウォレットの中にあるのは「NFTにアクセスするための秘密鍵」なので、リカバリーフレーズを使えば秘密鍵を復元すれば、壊れる前の状態に戻すことができます。
具体的にはどうやって復元するの?
基本的には以下の手順で復元できます。
- 新しいハードウェアウォレットをもう一度購入する
- 新しいハードウェアウォレットの初期設定の時に、壊れたハードウェアウォレットのリカバリーフレーズを入力する
ちなみに、メーカーによっては壊れた時のための保証がついています。
壊れてしまったらすぐに新しいものを購入せず、保証期間内であるか必ず確認しましょう。
リカバリーフレーズがわからなかったら、どうすれば良いの?
残念ながら、リカバリーフレーズがわからないと、秘密鍵は復元できません。
繰り返しになりますが、リカバリーフレーズは厳重に管理しましょう!
ハードウェアウォレットを紛失した時の対処法
壊れた時と違って、ハードウェアウォレットを紛失し&他の人の手に渡ってしまった場合、最悪NFTを盗まれる可能性があります。
ハードウェアウォレットを紛失したらすぐに対処しましょう。
具体的には以下のとおりです。
- 新しいハードウェアウォレットをもう一度購入する
- 新しいハードウェアウォレットの初期設定の時に、失くしたハードウェアウォレットのリカバリーフレーズを入力する
- PINコードを変更する
ここでもリカバリーフレーズは必要になるよ!厳重に管理してね!
よくある質問
ここでは、よくある質問をいくつか紹介します。
その取引所が「コールドウォレット」を使っていれば、移す必要はありません。コールドウォレットとは、ハードウェアウォレットと同じく、暗号資産をオフラインで管理するウォレットです。なのでインターネットを通じたハッキングのリスクがゼロです。今では、多くの国内暗号資産取引所がコールドウォレットを採用しています。
メモアプリがオフラインのみで管理できるなら大丈夫だと思われます。が、スマホをなくす可能性もゼロではないので、紙に書いて大切に保管するのがベストな方法です。
まず「ハードウェアウォレットがある」「PINコードを覚えている」この2つの条件を満たした上で、
①現在管理しているNFTをいったんウォレットに戻す
②ハードウェアウォレットを初期化する
③再度ハードウェアウォレットの初期設定する
ことで、リカバリーフレーズを再設定することができます
他にはありません。が、NFTを複数のウォレットに分けることで、リスクヘッジすることができます。
NFTに慣れている人もハッキング被害に遭っている
ハッキング手法は日々進化しており、初心者に限らず、NFT上級者の人も被害に遭っている人は多いです。
また、NFTハッキングは犯罪ではあるものの法整備が追いついておらず、犯人を逮捕され、盗まれたNFTが戻ってくることはめったにありません。
良くも悪くもNFT業界は「完全な自己責任」の世界なのです。
あなたの思い出のNFTや苦労してゲットした激レアNFTを盗まれないためにも、今すぐハッキング対策をしましょう。
対応通貨は100種類以上
MONAコインにも対応
スマホでラクラク管理