【デメリットも紹介】Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)を徹底レビュー
NFTをオフラインで安全に管理したい。
そろそろハードウェアウォレットを買おうかな。
Ledger Nano S PLUSが評判良いらしい。買った人の意見を聞いてみたいな。
こんなギモンにお答えします!
私も大事なNFTはLedger Nano S PLUSを使って管理していますが、実際に使ってみていくつか気づいたこともありました。
本記事では
- Ledger Nano S PLUSの3つの特長
- Ledger Nano S PLUSのレビュー
- Ledger Nano S PLUSのデメリット・注意点
についてわかりやすく解説します。
「自分の暗号資産やNFTを守りたい!」と考えているあなた。
ぜひ最後までお読みいただき、買うかどうかの判断基準にしていただければ幸いです。
ちなみに「安全にLedger Nano S PLUSを買いたい!」という方は、日本の正規代理店であるハードウェアウォレットジャパンがおすすめです。
サイトも日本語対応している&サポート体制も充実しているので、暗号資産やNFT初心者の人に向いています。
日本の正規代理店
2022年に本格的にNFTとGameFiに参入。
2022年から日本発フルオンチェーンNFTゲームIsekaiBattleにフルコミット。
ブログやTwitterではNFT、GameFiの情報を発信中。
Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)の3つの特長
ここではLedger Nano S PLUSの特長を3つ紹介します。
(1)オフラインで暗号資産やNFTを管理できる
まずは下のイメージ図をご覧ください。
メタマスクのウォレットの秘密鍵はインターネット上で管理されています。
なので最悪の場合、ハッキングされたりウイルスに感染するリスクがあります。
ですが、Ledger Nano S PLUSを使えば秘密鍵をオフラインで管理できるので、インターネット上からハッキングを受けることはありません。
NFTそのものはブロックチェーン上にあり、Ledger Nano S PLUSの中に入るわけではありません。
NFTにアクセスするときの「秘密鍵」をオフラインで管理するという仕組みです。
(2)対応している暗号資産の数が多い
従来品であるLedger Nano Sでは26種類までしか管理できませんでしたが、Ledger Nano S PLUSへアップグレードしたことで5,500以上の暗号資産に対応しました。
また容量も320KBから1.5MBへと約5倍にアップ!
質と量ともに大幅に改善されたことで、メジャーな暗号資産をほぼカバーできるようになりました。
(3)大きな画面で操作もカンタン
画面サイズは128 ×64pxで見やすく、操作に必要なボタンはたったの2つだけ。
シンプルな設計に、操作にすぐ慣れることができます。
Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)をレビュー
実際の画像を使いながらLedger Nano S PLUSについてレビューしていきます。
(1)実物をレビュー
小包に入っているのはLedger Nano S PLUSと日本語マニュアル&サポートについて記された用紙。
ちなみに用紙に書かれている「ハードウェアウォレットジャパン」はLedger Nano S PLUSの正規の販売代理店です。
日本の正規代理店
ハードウェアウォレットジャパン公式サイト購入すると以下の3つのメリットがあります。
①商品の発送がわりと早い
②日本語説明書がついてくる
③お問い合わせフォームにて相談ができる
デメリットはカラーがブラックしか選べない点です。
カラー重視の方はLedger社公式サイトから購入しましょう。
頑丈な箱がキレイに梱包されています。
万が一、中古品であるとハッキングされる可能性があるから、製品が届いたら必ずチェックしよう!
箱の底にはシリアル番号が書かれたステッカーが貼ってあります。
ハードウェアウォレットジャパンに問い合わせとするときに必要なので、こちらも大切に保管しましょう。
箱を開けるとこんな感じ。シンプルで洗練されたデザインですね。
で、中身がこちら。
順番に解説するね!
①説明書(とステッカー)
全て英語とフランス語で書かれています。内容は理解できなくてOKです。
同内容ハードウェアウォレットジャパンの公式サイトに日本語の説明があります。
②Ledger Nano S PLUS(本体)
暗号資産やNFTを管理するために使います。高級感のあるステンレスがカッコいいですね!
③リカバリーシート
リカバリーフレーズをメモするシート。予備を含めて3枚入ってます。
④ストラップ
Ledger Nano S PLUSにつけるアクセサリー。使わなくても問題ありません。
⑤USBケーブル
Ledger Nano S PLUSとPCをつなぐために使います。
(2)初期設定をしよう
まずは初期設定をします。
その前に以下の初期設定のポイントをチェックしてください。
①時間に余裕を持つ(20~30分)
②ペンとリカバリーシートを準備する
③誰にも覗かれない環境で行う
具体的な初期設定の流れはこちらです。
①アプリをダウンロードする
初期設定の手順はアプリで解説されているよ。指示に従い正しく設定しよう!
②ピンコードの設定とリカバリーフレーズ
③Ledger Nanoのクイズに回答する
④正規品であることをチェックする
以下の記事では画像つきで初期設定の手順を解説しています。
ぜひ参考にしてください。
(3)Ledger Nano S PLUSへNFTを送ろう
初期設定が完了したらNFTをメタマスクからLedger Nano S PLUSへ送りましょう。
具体的な流れはこちらです。
①アプリをダウンロードする
(イーサリアムチェーンのNFTを保管したいならEthereumアプリをダウンロード)
②アカウントを作る
③メタマスクからLedger Nano S PLUSへNFTを送る
実際の画像を使った解説記事はこちらです。
Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)のデメリット
ここでは私が感じたLedger Nano S PLUSのデメリットを紹介します。
(1)iphoneに対応していない
Ledger Nano S PLUSはスマホだとAndroidのみの対応です。
iphoneには対応していません。iphoneユーザーの人はPCが必須となります。
ちなみによりグレードの高いLedger Nano Xはiphoneに対応しています。
(2)MacBookユーザーはUSBハブが必要
Ledger Nano S PLUSのコードの差し込み口はUSBタイプになっています。
MacBookはUSBに対応していないため別途ハブを用意する必要があります。(既にお持ちのUSBハブがあれば大丈夫。Ledger Nano S PLUS用に新しく購入する必要はありません。)
ちなみにMacBookユーザーにおすすめなのが、バッファロー(BUFFALO) の「BSH4U125C1BK」。
コンパクトでスタイリッシュなデザインにもかかわらず、2,000円以下というリーズナブルな価格で購入できます。
Ledger Nano S PLUS (レジャーナノSプラス)の注意点
ここではLedger Nano S PLUSを使うときの注意点について解説します。
暗号資産を守るために超大事なポイントです。この2つは必ずおさえておきましょう!
(1)メルカリなど中古品の購入は絶対ダメ!
理由は「Ledger Nano S PLUSにウイルスを仕込まれている可能性がある」からです。
ウイルスが仕込まれたLedger Nano S PLUSをPCにつないで「遠隔操作で資産をゴッソリ抜かれる」なんて可能性もゼロではありません。
またAmazonや楽天での購入も避けましょう。
新品と表記されていても中古である可能性もあります。必ず正規の販売代理店で購入しましょう!
ちなみに私はハードウェアウォレットジャパンで買いましたが、問題なく使用できています。
安心して購入したい方はハードウェアウォレットジャパンがオススメです。
(2) リカバリーフレーズは絶対に誰にも教えちゃダメ!
リカバリーフレーズは暗号資産をバックアップしたり、Ledger Nano S PLUSが壊れた時に秘密鍵を復元する時に必要な「24個の英単語」です。
裏を返せば「リカバリーフレーズを知っていれば誰でもあなたの暗号資産にアクセスできる」ということになります。
ちなみに、Ledger社があなたリカバリーフレーズを聞くことは絶対にありません!
「リカバリーフレーズを教えて下さい」と言われた場合は全て詐欺ですのでご注意ください。
絶対に盗まれたくないNFTがある人は早めの対応を!
現状では暗号資産やNFTを盗まれてしまったら帰ってくることはほとんどありません。
警察に相談してもどうすることもできません。暗号資産の世界は全て自己責任で、ある意味とても厳しい世界です。
残念ながら暗号資産やNFTの技術の発展とともに詐欺のテクニックも巧妙化しています。
「なんとなくめんどくさいから」と後回しにせず、自分の資産を守るためにLedger Nano S PLUSを使って防御力を高めましょう!
日本の正規代理店