【画像34枚で解説】PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方と使い方
パンケーキスワップを使って暗号資産を稼ぎたい。
ちょっと調べてみたけど、専門用語ばかりで難しそう。
初心者でもわかるようにパンケーキスワップの始め方を教えてほしい。
こんなお悩みを解決します。
パンケーキスワップは管理者がいない暗号資産取引所。
コインチェックのような管理者がいる取引所と比べ、各種手数料が安くて稼ぎやすく、人気の取引所でもあります。
とはいえ、利用するには、いくつかの専門用語を理解する必要があり、初心者に少しハードルが高いというデメリットも、、、
本記事では、実際にパンケーキスワップを使って資産運用している私が、
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)の注意点
について解説します。
実際の私のPC画面など、画像たっぷりでわかりやすく説明しています。
本記事を最後まで読めば、初心者の人でも迷わずパンケーキスワップを始められますよ。
「今スグ始め方を知りたい!」という人はこちらからジャンプ!
>>> PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
1分でわかるPancakeSwap(パンケーキスワップ)
ここではパンケーキスワップについてカンタンに解説します。
(1) PancakeSwap(パンケーキスワップ)は「管理者のいない取引所」
パンケーキスワップはコインチェックやビットバンクなどの取引所と違い、管理者が存在しません。
このような取引所をDEX(分散型取引所)といいます。
管理費がかからないため、ふつうの取引所よりも安い手数料で、取引や資産運用ができます。
管理者がいないのに、どうやって取引所を管理しているの?
パンケーキスワップなどのDEXは、スマートコントラクトというプログラムによって管理されています。
スマートコントラクトのおかげでムダな人件費を削ることができ、その分をユーザーにキャッシュバックをしているのです。
逆にデメリットは、カスタマーサポートがないところです。
わからないことがあっても、運営会社に問い合わせることができず、自分で調べなくてはいけません。
(2) PancakeSwap(パンケーキスワップ)は初心者向けのDEX
2023年時点で、300種類以上のDEXがあります。
とりわけパンケーキスワップは「初心者でも使いやすいDEX」と言われています。
その主な理由が次の3つです。
- 取引手数料が安い。
- 日本語にも対応している。
- 日本人の利用者が多い。
パンケーキスワップは日本人の利用者が多いです。
なので、わからないことがあった時、たいていググれば解決できます。
日本人に優しい、DEXの登竜門的な取引所なのです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
ここでは私がパンケーキスワップを始めた時の手順を紹介します。
(0) PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方の全体の流れ
まずは始めるまでの全体の流れを紹介します。
やることは全部で9ステップあります。
なんでBNBが必要なの?
パンケーキスワップで取引をする時には、手数料が発生するシーンがあります。
その手数料をBNBで支払うことになっています。
また、BNBはパンケーキスワップで取り扱っているほぼすべての暗号資産と交換できます。
とりあえずBNBだけ準備しておけば、パンケーキスワップは利用できるよ。
(1)国内取引所の口座開設する
まずは国内取引所の口座開設をしましょう。
どの取引所を選べばいいの?
パンケーキスワップを始めるには「国内取引所から海外取引所へ送金する」というステップがあります。
なので、送金手数料が安い取引所を選びましょう。
おすすめはGMOコインです。
GMOコインはこんな特徴がある取引所です。
- 海外取引所への送金手数料が無料。
- 銀行への出金手数料が無料。
- 売買手数料の安さが国内No2。
「少しでもコストを抑えて資産運用したい」という人はGMOコインを利用しましょう。
送金&出金手数料が無料
(2)国内取引所で暗号資産を買う
口座開設が終わったら、暗号資産を買いましょう。
全体の流れではBTC(ビットコイン)と書きましたが、銘柄はBNBと交換できれば、BTC以外でもOKです。
GMOコインで暗号資産を買う場合は、以下の記事を参考にしてください。
(3)海外取引所の口座開設する
BNBを取り扱っている海外取引所の口座開設をしましょう。
2023年7月時点でBNBを取り扱っている取引所は以下のとおりです。
この3社は海外取引所の中でも大手なので、この3社から選んでおけば特に問題ないです。
ちなみに私は取引手数料が安いという理由で、BYBITを利用しています。
口座開設の手順は以下の記事で解説しています。参考にしてみてください。
(4)国内取引所から海外取引所へ暗号資産を送金する
国内取引所で買った暗号資産を海外取引所へ送金します。
利用している取引所によって少しやり方は違いますが、基本的な手順は以下の3ステップです。
- 海外取引所のアドレスを確認する。
- 国内取引所に海外取引所のアドレスを登録する。
- 国内取引所から海外取引所のアドレスへ送金する。
また、送金する時は以下の2つを注意しましょう。
(5)海外取引所でBNBを手に入れる
海外取引所にて、国内取引所から送金された暗号資産とBNBを交換します。
日本円でBTCを買うやり方と基本的には同じです。
(6)ウォレットをつくる
ウォレットとは、暗号資産を管理する個人の財布のようなものです。
NFTを買うには、取引所からウォレットに暗号資産を移動させる必要があります。
取引所とウォレットって何が違うの?
それぞれの大まかなイメージはこんな感じです。
- 取引所=銀行口座
- ウォレット=個人の財布
ウォレットにもいくつか種類があります。
一番有名なのがMetaMask(メタマスク)です。90%以上の人が利用しています。
メタマスクの作り方については、以下の記事で画像付き解説しています。
参考にしてください。
(7)ウォレットにBSCチェーンを追加する
BNBはBSCチェーンに対応している暗号資産です。
初期設定ではメタマスクはBSCチェーンがありません。
なので、メタマスクにBSCチェーンを追加する必要があります。
BSCチェーンを追加する手順は以下のとおりです。
①メタマスクを起動し「ネットワークを追加」をクリックする。
②BNB Smart Chainの「追加」をクリックします。
③「承認」をクリックします。
たったこれだけです。3分あれば完了します。
(8)海外取引所からウォレットへBNBを送る
国内取引所から海外取引所へ送金する時と、やり方はほとんど同じです。
ちなみにメタマスクのアドレスは、すべて0xから始まります。
メタマスクを起動し、■をクリックすれば、アドレスのコピーができます。
(9)ウォレットとPancakeSwap(パンケーキスワップ)を接続する
最後にウォレットとパンケーキスワップを接続します。
この作業はカンタンで3分あれば完了します。
①パンケーキスワップの公式HPへ行く。
パンケーキスワップには偽サイトも存在します。誤って偽サイトにウォレットを接続すると、ウォレットの中身を盗まれてしまう場合があります。注意しましょう。
正しいURLは以下のとおりです。
>>>https://pancakeswap.finance/
②地球のようなアイコンをクリックすると日本語が選べます。ここでは日本語に変更した画面で手順を紹介していきます。
③「ウォレットを接続」をクリックし、「Metamask」を選びます。
④パスワードを入力して「ロック解除」をクリックします。
⑤「次へ」をクリックします。
⑥「接続」をクリックします。
⑦右上にあなたのウォレットアドレスが表示されたらログイン成功です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方(ファーミングで稼ごう)
PancakeSwap(パンケーキスワップ)で稼ぐ方法にはいくつかあります。
ここでは王道のファーミングという方法を紹介します。
(0)ファーミングの全体像
ファーミングで稼ぐ流れは、カンタンに言うとこんな感じです。
- LPトークン(2種類の暗号資産ペア)を買う。
- LPトークンをパンケーキスワップに預ける。
- 預けた報酬としてCAKE(暗号資産)をもらう。
ファーミングの手順は以下のイメージです。
(画像)
(吹き出し)実際に私のPCのスクショを見せながら解説するね。
(1)LPトークン(暗号資産のペア)を選ぶ
①まずはLPトークンの一覧を見にいきましょう。
「獲得」を選択し、「ファーム」をクリックします。
②このLPトークンの一覧の中から好きなものを選びましょう。(この段階では選んだものをメモするだけでOK)
どれを選べば良いの?
リスクとリターンのバランスを考えて選びましょう。
基本的には「年率(報酬)が高い=リスクが高い」です。
LPの中には年率200%超えのものありますが、その分ハイリスクです。
本記事では、CAKE-BNB LPのLPトークンを例に解説します。
スワップ(交換)する
LPトークンが決まったら、あなたのウォレットにあるBNBと必要な暗号資産を交換しましょう。
①「トレード」を選択し、「スワップ」をクリックします。
②今回はBNBとCAKEのペアでファーミングをします。
BNBはすでにウォレットにあるので、BNBの一部をCAKEと交換します。
上段をBNB、下段をCAKEに設定します。
③交換したい数量を入力し「スワップ」をクリックします。
④「スワップの確定」をクリックします。
⑤メタマスクが起動します。確認をクリックします。
このタイミングでガス代(手数料)がかかります。ここでは0.15$(約20円)かかりました。
⑥「終了」をクリックします。
(3)ファーム&ステーキングをする
①「獲得」を選択し、「ファーム」をクリックして、LPトークンの一覧へいきます。
預けるLPトークンをクリックします。
②「流動性の追加」をクリックします。
③預けるBNBの数量を入力します。すると、CAKEの数量は自動で決まります。「CAKEを有効にする」をクリックします。
「手数料ティア」とか自分で設定できそうな項目もあるけど、このままでいいの?
結論から言うと、このままの状態で問題ないです。
また、この画面ではリスクとリターンのバランスを細かく調整できるのですが、調整しなくても問題ありません。
④メタマスクが起動します。カスタム使用上限を入力し「次へ」をクリックします。カスタム使用上限は最大を選べば問題ないです。
⑤「承認」をクリックします。このタイミングでガス代(手数料)がかかります。ここでは0.03$(約4円)かかりました。
⑥「追加」をクリックします。
⑦もう一度「追加」をクリックします。
⑧メタマスクが起動します。「確認」をクリックします。このタイミングでガス代(手数料)がかかります。
⑨「終了」をクリックします。
⑩「ステーキング」をクリックします。
⑪メタマスクが起動します。「確認」をクリックします。このタイミングでガス代(手数料)がかかります。
⑫お疲れ様でした。「あなたの資金がファームにステーキングされました」と表示されたら、作業完了です。
⑬数日おくとCAKEが貯まっていることが確認できます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の注意点
ここではパンケーキスワップの注意点を3つ紹介します。
(1)価格変動が激しい
パンケーキスワップというより、暗号資産全般に言えることですが、日本円や米ドルに比べ価格変動が激しいです。
ファーミングによって暗号資産の量は増えたとしても、価格が下がってしまい、結果として損をしてしまうこともあります。
暗号資産はリスクが伴います。
無理のない範囲で利用しましょう。
(2)お問い合わせフォームがない
コインチェックやビットバンクなど、人によって管理されている取引所では、困った時にお問い合わせフォームを利用することができます。
しかし、パンケーキスワップのような管理者がいない取引所では、困ったことがあっても全て自分で調べて解決しなければいけません。
完全に自己責任の世界なのです。
とはいえ、パンケーキスワップは多くの人が利用しているので、困ったことがあってもググればたいていのことは解決できます。
(3)日本語訳が完璧ではない
パンケーキスワップには日本語翻訳モードがあります。
しかし、日本語訳の精度は100%ではありません。dexはまだできて間もないサービスなので、日本語では表現できないことばもあります。
そのため、おかしな日本語もチラホラ。
)英語はほとんどわからないし、それじゃ困るな、、、なにか良い方法はないの?
deeplという翻訳サイトがおすすめだよ。
deeplは誰でも無料で使えるwebブラウザサービスです。
Google翻訳に比べても精度が高く、暗号資産界隈でも評判が良いです。
パンケーキスワップの日本語訳でわからなかったら、deeplも試してみましょう。
よくある質問
- スワップ(交換)ができないんだけど、原因は何?
-
BNBが足りない可能性があります。残高を確認しましょう。
- 必ず儲かるの?
-
いいえ、必ず儲かる保証はありません。通貨の価格下落で損をする可能性もあります。
- スマホアプリってあるの?
-
あります。App Storeで「パンケーキスワップ」と検索すれば出てきます。
- 海外取引所は世界最大手のバイナンスを利用したい。
-
現在、バイナンスは日本では利用できません。
- 公式のマニュアルってある?
-
パンケーキスワップの公式HPに、ライトペーパーとよばれる取扱説明書のようなものがあります。ここにある情報が最も信頼できます。
初心者におすすめのカンタン資産運用方法
もっとカンタンに稼ぐ方法ってないの?
国内取引所のステーキングサービスなら誰でもカンタンに始められるよ!
国内取引所の中には、暗号資産を買って預けるだけで、資産が増えるサービスを提供しているところがあります。
代表的なのが、GMOコインとOKコインジャパンです。
個人的に注目しているのが、OKコインジャパンで取り扱っているPLTのステーキングです。
PLTはクリプトニンジャパーティエルフマスターズなど、国内NFTゲームで利用されている今注目の暗号資産です。
さらに今後はゲームタイトルもどんどん増える予定です。
私もPLTステーキングしているよ。
PLTステーキングについては以下の記事で、画像付きで解説しています。「もっとカンタンに資産運用にチャレンジしたい」という人は、ぜひチェックしてください。